3歳になったころから、どんどんと行動も活発となり、
大人が言っていることもちゃんと理解できるようになる。
そして、自分の考えでしゃべれるようになっているから、
結構この時期の子供の発言には、驚かされることが多い。
「この子も日々成長しているんだな」と実感させられるのがこの時期かな。
同時に自我がものすごく出てくるので、
親の言うことにいちいち「嫌だ~!」と反発したがる第一次反抗期でもある。
我が家ではこれを「第一次イヤだ病」と名付けている。
スポンサーリンク
我が家のイヤだ病
我が家のイヤだ病の傾向としては、
一番上の7歳になる女の子は、
3歳から今までイヤだ病が続いているのである。
結構、家族にとっては上の子の扱い方に日々考えさせられ、
試行錯誤の毎日を過ごしている。
2番目の5歳の男の子は、イヤだ病はないものの、
体力も付いてきてか力が有り余っているらしく、ちょこまかと無駄な動きが多く、
「落ち着きがない!」といつもママに怒られている有様である。
3歳になった下の女の子は、今まさにイヤだ病が始まったばかりだ。
なにかにつけて、機嫌を損ねると「パパ嫌い、ママ嫌い」とむすくれる。
そして、
三者三様の我を持つものたちが集まっては、いつものようにケンカが勃発するのである。
ケンカして嫌な思いをするくらいなら、
それぞれが違う遊びをすればいいのにと言うのだが、
なぜだかいつも一緒に遊んでは、
ケンカをするのが子供たちの恒例行事みたいになっている。
まあ、兄弟姉妹がいないと、なかなか本気モードでとことんまで争うなんて経験が出来ないから、
オイラ的には度が過ぎない程度までなら良し、としてなるべく見ているだけにしている。
これがまあいつもの我が家の光景なのだが、
やはり親も人間、自分の虫の居所が悪い時には
この光景を微笑ましくは見ていられない時がある。
強要と拒否のタイトルマッチ!
例えば、
ウチの子は寝起きがものすごく悪く、
朝ベッドから起き上がってリビングに行きはするが、
クッションを枕にしてすぐにまた横になってしまう。
いやあ~、かく言う私も、
昔よりは起きれるようになったが、
朝起きて、すぐさま行動ができない。
寝起きの悪さは、オイラに似てしまったようだ。
そんなオイラを尻目に、
共働きをしているのでママは自分の出勤時間に向けて自分の用意をしながら、
子供たちの用意やらで、毎朝てんてこ舞い。
だから時には家を出る時間に迫られて、ピリピリしていることがある。
そんな状況なんて子供にはまったく関係ないから、
ママの神経を逆なでするような態度をとっていく。
「朝起きたらうがいして!」
「イヤだ!」
「着替えるよ!」
「いやだ!!」
「髪束ねるからこっちきて!」
「嫌だ!!!」
頭では分かっていながらも、
ママも感情的になってしまい、いつしか理性がぶっ飛んでしまう。
強要と拒否のタイトルマッチが始まるのだ。
とくに、ママと長女の同姓同士の戦いは熱い。
感情と感情のぶつけ合い、身を削りあってのバトルだ。
2人とも会社や学校に行く前から精神的にクタクタになっているのだ。
感情戦になっている時は、
両者兼用のセコンドのオイラが何を言っても耳には入らない。
逆に、神経を逆なでするようなコメントを言おうものなら、こちらに刃が向いてくる。
さてさて、こんな状況のとき、あなたならどうしますか?
オイラの役目
なんだかんだとケンカはするが、ここぞと言う時は、
子供たちにとっては、「やっぱりママが家族の中では一番の存在」なのである。
これはオイラも認めている。
ちょっと嫉妬しちゃうけどね。
なるべく、ママが気持ちよく幸せな気持ちでいられるように、
オイラが支えていかなければいけないと思っている。
子供たちには「パパを怒らせると怖い」という存在でいるようにしている。
基本的には家族の中での役どころとしては、
飴とムチでいうならば、オイラはムチ役を演じるのである。
そして、ママが感情的になってしまうときには、
子供たちがママに感情をぶつけないよう、
オイラが逆に飴となり、子供たちの感情の吐け口となるように接していく。
こんな時の状況のとき、
オイラがいま、心掛けて試している方法があるので紹介する。
第一の心掛け
オイラまで感情的にならないということ。
ママも子供たちも怒って感情が高ぶっているときは、
こちらの感情をさかなでるような態度や口調で、
バトルに引き込もうとしてきます。
その誘いには絶対に乗らないように!!
第二の心掛け
やさしい口調で話しいかけ、まずは感情を沈めてあげる。
感情が高ぶっている時には、なにを言っても聞いてくれない状態になる。
語気には微細な感情が乗っかるので、
敏感な子供は今機嫌がいいのか悪いのかを言ったニュアンスから感じとってしまう。
まずは、あなたの助けになりたいと本気で思って話していく。
ひたすら、おまえを助けたいアピールを表情や話し方など五感をフル活用して訴える。
第三の心掛け
子供が願望を言ってきたら、感情が静まったサイン。
その願望を達成できるよう、
助言を言ってあげたり、
時には自らが手助けをしてあげる。
そして、
最後になぜ機嫌を損ねたのか理由を聞いてあげること。
まとめ
パパはパパにとっての役割、ママはママにとっての役割があり、
ときにはそれが逆転することだってある。
「ここはこうしないといけない!」だとか頭でっかちにならないで
臨機応変にその場で対応しなければいけない。
そんな息の揃った夫婦になるためにも、
オイラたちが心掛けている大切なことは、
「夫婦の時間」
を持つということです。
夜、子供が寝静まってからのゆっくりと会話ができる二人の時間です。
そして、何でも言い合える時間です。
時には言い争うこともあるかもしれないけれど、
言いたいことも言えないまま、モヤモヤのまま、
2人で我慢しながら生活しているのは、
夫婦として、どうなのかと思いますね。
オイラたちは週に一度はそんな時間を作るよう心掛けています。